私はミュージカルが大好きで、劇場へ行って観たり、ミュージカルナンバーを聴いたりして楽しんでいましたが、数年前から、富山市民文化事業団が主催するワークショップ『We❤ミュージカル』に参加しています。
年によって、ダンスだったり歌だったり、ミュージカルのいろいろな要素を体験してきました。これが、観ているのとやってみるのとでは大違いで、あまりの出来なさに毎回落ち込み、自分が嫌になるのです…。でも、最後の成果発表会では、何とも言えない達成感とキラキラした幸せな時間…また次も参加したい!と、やめられなくなるのです。
昨年度は「シーンミュージカル」というクラスに参加して、お芝居に挑戦していました。
ところが…新型コロナウィルスの影響で3月のレッスンが中止になり、発表会も無くなってしまいました。仕方がないことですが、ちょっともやもやした気持ちで終わってしまいました。いえ、まだ終わっていないような…。
すると最近になって、このワークショップでダンス講師だった松本和宜先生が、オンラインでダンスレッスンを始められるとのことで、参加することにしました!
普段は東京のダンススタジオで教えていらっしゃる先生のレッスンが受けられるなんて、コロナで我慢すること、なくなることばかりではないですね。
レッスンは、シアターダンスとテーマパークダンスの2クラスです!
何年たっても初心者レベルの私…オンラインだと先生の姿がいつも真正面に見えるので、動きが分かりやすいです。稽古場だと、誰かの陰になったり、斜めからだったりして見えにくいことがありますからね。
いつもはピアノの先生の私も、ダンスでは落ちこぼれ生徒です。
自分ではリズム感があると思っているのに、身体は動きません…。きっと指だったら動くんだけどな…なんて言い訳をしていても始まりません。
先生のお手本を見ながら一つ一つの動きをゆっくりやってみると出来るけど、一人になりテンポが速くなると振りが次々と出てこないのです。
ピアノの生徒にいつも言っていること…少しずつ分けて、部分練習だよ! 100回弾いたら本当に自分のものになるよ!
ホント、私も100回練習しないとダメそうです。
先生の言葉かけにも教えられます…。
どんなに下手でも、まず褒めてくれます。笑いながらでも「オッケー、オッケー」と言ってもらえると、こんなにホッとするなんて。
ついつい注意を先にしてしまいがちなので、頑張ったことを褒めてから!ということは、いつも心がけなきゃダメですね。
たまには自分も生徒になって何かを習うこと…大事ですね。
そして、最近のレッスンで目からウロコだったこと。
1,2,3,4,5,6,7,8,1,2,3,…とカウントする時、8は1の準備のような気持ちで!という点です。
メヌエットやワルツを弾く時に、1,2,3,1,2,3,…の3は次の1に進むエネルギーをもって!ということと共通しているな、とあらためて思いました。
踊りから生まれた音楽、踊りのための音楽…ピアノだけを弾いているとつい忘れてしまったり、ダンスの振り付けを覚えることにとらわれていると音楽を忘れてしまったり…両方を意識するって難しいです。でも、難しいからこそ面白い!
明日は、「イスでタップ」があるようなので、そちらにも参加してみます!
また劇場にミュージカル公演を観に行ける日を夢見て。
今年もミュージカル・ワークショップが開催されますように。
そのためにも一人一人が健康でいなくては。
早く新型コロナウィルスが終息するように願ってやみません。