卒業…🌸
- midoripiano211
- 2020年3月29日
- 読了時間: 2分
10年以上ピアノを続けていた高校生のYさん、この3月でピアノ教室を卒業することになりました。
恥ずかしがり屋でおとなしい女の子でしたが、コツコツ頑張り屋さん。
中学校では合唱コンクールの伴奏をして、クラスは見事!優秀賞になりました。オーバードホールで堂々と演奏している姿は、感慨深いものがありました。
ピアノを始めた頃は発表会に出るのも恥ずかしいと言っていたのに、中学生になって「この曲が弾きたい」とドビュッシーの『ベルガマスク組曲』から「月の光」を弾きました。♯や♭がたくさんあって譜読みが大変かな?途中でくじけるかな?と思っていたのですが、弾きたい気持ちが強かったのか、しっかり取り組んでくれました。これがYさんにはピッタリはまって、音色をよく考えて弾けるようになり、表現の幅がとても広がりました。手も身体も大きくなりましたが、精神的にもとても成長したのですね…。その後、『アラベスク』や『夢』などドビュッシーにどっぷり浸かって、Yさんといえばドビュッシー♪というイメージになりました。

高校受験の時も勉強の気分転換にピアノを弾いていたようで、レッスンの回数は減らしながらも休まず続けていました。このたび、大学受験に向けて、ついに卒業となりました。
レッスンはなくなっても、これからも自分でピアノを弾き続けて欲しいな、と思います。
ピアノは仕事としなくても、一人でも、歳をとっても趣味として続けられますし、将来もしお母さんになったら、子どもに弾いてあげたり一緒に弾いたりできるかもしれません。
ピアノのある生活をずっと楽しんでくださいね。
最後のレッスンの曲は、ショパンの『華麗なる大円舞曲 Op.18』。
これからのYさんの未来が輝かしいものでありますように!