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midoripiano211

おてんきものがたり

7月になりました。

梅雨前線が活発で…被害が出ている地域もあります。

お見舞い申し上げます。

これ以上ひどくならないとよいのですが…。


富山でも今日は土砂降りの時間帯がありました。

数日前には、雨のあと虹も出たり…。

そんなお天気にぴったりなのは、

『ぴあのとあそぼう・ちょき』(柴田礼子・著、音楽之友社)の中の

「おてんきものがたり」


年長さんのKくんがステキな演奏をしてくれました。

Kくんは4月からピアノを習い始めたばかり。

でも、コロナウィルスの影響で外出自粛となり、すぐお休みになってしまいました。

5月後半からレッスンを再開して、ようやく慣れてきました。

今回はママをご招待して、プチコンサートをしました。


雲がもくもくと出てきた様子…私がペダルを踏んで、もやもやと響かせます。

雷がドーン、ゴロゴロ。雨がザーザー、土砂降りの雨です!

Kくんはまだ小さい身体で一生懸命大きな音を出します。

ピアノの低音から高音まで迫力のある音です。

しばらく続いた後、ポツポツ雨に変わります。

人差し指で、ポツンポツンと音を出します。

Kくん、黒い鍵盤ばかりを弾いたり…。なかなかステキな響きです。

だんだん雨がやんで、お日様も顔を出したよう…。

最後はきれいな虹が現れます。

グリッサンドでピアノの端から端まで行ったり来たり…。

「高い音の方が、虹にはピッタリだね」なんてお話したり。



まだ指の力が弱いうちは、こんな風に音色を楽しんで、素敵な音楽を作ります。

大きくなっていくと、「常識」が邪魔をして、こんな自由なことをしてくれなくなります。

今だからできる音楽を大切に。

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