7月になりました。
梅雨前線が活発で…被害が出ている地域もあります。
お見舞い申し上げます。
これ以上ひどくならないとよいのですが…。
富山でも今日は土砂降りの時間帯がありました。
数日前には、雨のあと虹も出たり…。
そんなお天気にぴったりなのは、
『ぴあのとあそぼう・ちょき』(柴田礼子・著、音楽之友社)の中の
「おてんきものがたり」
年長さんのKくんがステキな演奏をしてくれました。
Kくんは4月からピアノを習い始めたばかり。
でも、コロナウィルスの影響で外出自粛となり、すぐお休みになってしまいました。
5月後半からレッスンを再開して、ようやく慣れてきました。
今回はママをご招待して、プチコンサートをしました。
雲がもくもくと出てきた様子…私がペダルを踏んで、もやもやと響かせます。
雷がドーン、ゴロゴロ。雨がザーザー、土砂降りの雨です!
Kくんはまだ小さい身体で一生懸命大きな音を出します。
ピアノの低音から高音まで迫力のある音です。
しばらく続いた後、ポツポツ雨に変わります。
人差し指で、ポツンポツンと音を出します。
Kくん、黒い鍵盤ばかりを弾いたり…。なかなかステキな響きです。
だんだん雨がやんで、お日様も顔を出したよう…。
最後はきれいな虹が現れます。
グリッサンドでピアノの端から端まで行ったり来たり…。
「高い音の方が、虹にはピッタリだね」なんてお話したり。
まだ指の力が弱いうちは、こんな風に音色を楽しんで、素敵な音楽を作ります。
大きくなっていくと、「常識」が邪魔をして、こんな自由なことをしてくれなくなります。
今だからできる音楽を大切に。